『Die with Zero』

『Die with Zero』 ビル・パーキンス

ルール1 「今しかできないこと」に投資する

                 若い頃にはした金を溜めるな~若い頃は給金が少ないので、貯蓄に回すより経験に使った方が良い

                 金やモノのために、自分が失っているもの~お金を貯めるだけ貯めて、結局使わないことも多い。後になって使っておけばよかったと後悔しても遅い。

ルール2 一刻も早く経験に金を使う

                 人生で一番大切な仕事は「思い出づくり」~お金を貯めるより思い出にお金を使ったほうが良い。

                 その時にしかできない体験というものがある。

                 敬虔から価値を引き出しやすい時に金を多めに使う。

ルール3 ゼロで死ぬ

                 スタバのコーヒーを毎日買っているあなたへ~毎日漫然と買い続けていたお金で何ができたか考えてほしい。

                 老後のための貯蓄はほとんど使わずに終わる。ゼロで死ぬのは正直難しい。

ルール4 人生最後の日を意識する。

                 「富」の最大化から「人生」の最大化へ 貯蓄より長寿年金(日本なら養老年金?)をすすめる。

ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える

                 死んでから与えるのは遅すぎる~高齢化社会にあって親が亡くなる時、子供も50~60代で、すでにお金を使う意欲が下がっている。

                 金の価値を最大化できる年齢は、「26~35才」~若い頃にまとまったお金があれば有意義に使うことができる。

ルール6 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する

                 健康はお金より尊い

中年期にはお金で時間を買う~若い頃はお金がなくても時間に余裕があったが中年はその逆

ルール7 やりたいことの「賞味期限」は意識する

                 「タイムバケット」で公開しない人生をつくる

ルール8 45-60才に資産を取り崩し始める

                 老後に必要な魔法の計算式~ (一年間の生活費)×(人生の残り年数)×0.7くらいを資産として持つ

                 あなたが考えるより「老後」は金がかからない。

ルール9 大胆にリスクをとる

                 リスクを恐れて行動を控えるのが最大のリスク

こっこ姐さん
こっこ姐さん

死ぬときに、大金を残して死ぬのはもったいない、それを生きているうちに使ってはどうですか?という意見はごもっともなのですが、それが一番難しいですよね。

人間、いつ死ぬかわからないし、だんだん長寿になってきて、老後は確実に長くなっているし…。インフレも怖い。

若い頃に経験を多く積むためにお金を使えというのはその通りですね。若くして得た楽しい思い出や貴重な経験は、その後の人生を有意義にしてくれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。